桐谷広人の優待生活で参考になることは?いかにして億の財産を築けたのか


桐谷広人は7段の棋士。プロが4段からですから
将棋連盟に加入しています。


株を始めたきっかけが証券マンへの将棋指導
東京証券協和会将棋部で師範をしていました。

棋士の方は対局以外に指導で収入が得られます
最近はそういうのが減ってきていますが

1980年代の大人たちって将棋をたしなむことが多かった。
パソコンが高価で今ほど娯楽がない。
とくれば、暇つぶしによくやっていました。
将棋部の方はその世代と営業トーク、好きだからといった理由で始める。


ずーーと対局について話せるわけでもなく、
自分の仕事について話をし始めていったんでしょう。
証券マンがずらっと並んでいるところで株をすすめられたら
なんとなく始めちゃう気持ちがよくわかります。

当時は口座管理維持手数料なんて言うものがとられていて
金持ちがやれる道楽扱いでした。

おりしもバブル経済が始まっていたころ。
いまでこそバブルの名前が付きますが
当時は高度経済成長扱いです。

買えば株が上がる状態だったのでぐんぐん伸びていきました。
運がよかっただけじゃね?
と思うんですがその時がピーク。

1億円ほど儲けがあったそうで、
信用取引に手を出します。
そのころは株価が4万円に近づいていったこと、
まだまだ上がるという神話が語られていました。

バブルがはじけて損失が一気にきます。
しかも、90年に損切りしたら反発。
「自分が売ったら株価が上がる」のはよくあること。
株あるあるですね!

ただプロ棋士で働いていたのでそんなに大きく問題にならなかった模様。
このころは損切りをしないことを決意
信用取引はいいんですかね?

2006年代には3億円くらい株を持てていたんだとか。
2007年のころにはプロ棋士を引退。
講演会に出るだけなので一生懸命資産を増やそうと
信用取引をやりだします。

結果は?
サブプライムローン問題が直撃
2008年だったか。

間が悪いというか。
もう一年待ってれば底値で買えたのにねえ?

急降下するものだから追証がどんどんでました。
5000万円まで資産を一気に減らしていきます。

サブプライムローン問題のころはもうプロ棋士をやめていたので
お金がなく、眠れない生活へ。
3億がずいぶん減っちゃいましたもんねえ。6分の1ですか。

優待を持ち続けていたからこそ
生活ができたので株主優待に興味を持ちます。

このころの話をテレビで聞いたことがありました。
コメがきてありがたかったとか
金券をリサイクルショップに回して金策に走ったとか。
懐かしそうに語ってました。

猛獣狩りから農業型の投資へと舵を切り始めます。
調子に乗ったころに損がある。
バブルの崩壊や証券会社の破産、サブプライムローンなど
自分でコントロールできない場面です。

塩漬けにしていても優待がない企業だといまいち。
それでも優待があれば気持ちがずいぶん楽だと。

ならば、売却で利益を得ようとするのをやめて
保有していることに価値を見出せばいいのでは?

とこういう考え方になったんですね。
これを農業型の投資といってます。


参考にするのは急がないことです。
信用取引は自分が保有している資産以上の取引ができる。
外国のだったら400倍のレバレッジ聞かせられるのもあるんだとか。
利益が大きいと思いがちだけど、分自分の予想が外れたら?
損失が大きい。

特に桐谷さんの場合はお金が入ってきます。
プロ棋士だったころの講演や株主優待の講演依頼が来る。
講演を聞いた人がいうには原稿も読まずにすらすらとしゃべれるんだとか。

理路整然と並べないと寄付は一気に壊れてしまう。
頭の中で良く整理しながらしゃべれているんでしょう。
収入が別口で入ってくるなら農業型の投資でもいいですよね。

注意したいのはテレビのお報道で彼のことを知ったパターン
編集でいいたいことがカットされちゃってるんだとか
限られた時間で表現しないといけないのでしょうがない面もありますね。

講演ならカットされないので生の話が聞けます。
雑誌などもネット、紙面ならもっと詳しく書いてありました。

桐谷さんのやり方をするなら
買うタイミングが大事。
だって株主優待目当てなのでめったなことでは売れません。

桐谷さんの場合、
配当利回り4%以上、PBR0.6倍以下、PER15倍以下
が目安。
状況にあわせて少しずつ改善していっています

株価が値上がりして元が取れたと思ったら売却。
基本は売らない姿勢。
なので割安の株を買い占めて
生活しているんですね。

優待の使い方も工夫をしていました。
金券は社名が印字されていないものを売る。
社名がついているのは買取額が安いために
自分で使う。

航空券や鉄道の優待は相場をチェック
ゴールデンウィークなど長期の休みの時のほうが
値上がりしていて高く買い取ってもらえます。

あとはお歳暮に優待を使っていく。
収入が高い人は周りの人に利益を還元していっています。
お金がたくさん入ってくるからこそ
それ以外の気持ちを味わえるからですね。

お歳暮は送付先を株主以外に設定できるもの。
これなら送料の節約になります。
数少ない銘柄なので自分でチェックしてるんだとか